投資用マンション、どうすれば高く売れる?プロが教える売却のコツ

コラム紹介

1. 知らなきゃ損!投資用マンション、今こそ「売却」を検討すべき理由

資産価値が下がる前に動くべき?

投資用マンションを所有している方の中には、「まだ売らなくていいかな」と感じている方も多いかもしれません。
たしかに、家賃収入が安定していれば、焦って手放す理由はないように思えますよね。

しかし、不動産市場では「時間=資産価値の目減り」となることも少なくありません。
特にワンルームマンションのような投資用物件は、築年数が経過するごとに売却価格が下がる傾向があります。

将来的に高値で売却したいと考えているなら、今のうちに「出口戦略」を検討しておくことが重要です。資産価値が落ちる前に動くことで、損失を防ぐだけでなく、次の投資や資金活用にもつながります。

家賃収入があるのになぜ「売りどき」?

「まだ家賃収入があるのに、売却なんてもったいない」と思われるかもしれません。ですが、入居者がいる今だからこそ、物件の価値が保たれているという見方もできます。
賃貸中の物件は、すぐに収益が見込める“商品”として投資家にとって魅力的です。逆に、空室になってから売却を考えると、利回りが下がり、買い手がつきにくくなるケースも。

また、将来的に修繕費がかかったり、管理コストが増加したりすることを考えると、「プラスが出ている今」が売却の好機といえるのです。タイミングを逃さないことが、不動産投資の成功につながります。

2. ワンルームマンション投資のメリットと注意点

少額で始められる人気の投資商品

ワンルームマンション投資は、比較的少ない資金から始められることが魅力です。
頭金数百万円ほどで購入でき、ローンを活用することで自己資金を抑えつつ不動産オーナーになることができます。

特に都市部の駅近物件は、安定した需要があるため、初心者にも始めやすい投資先として人気です。「年金の足しにしたい」「将来のために資産を持ちたい」といった目的で購入される方も増えています。

意外と知らない「売却時」の落とし穴

ただし、メリットばかりに目を向けていると、いざ売却という場面で思わぬ落とし穴にはまることもあります。

たとえば、「購入価格より安くしか売れない」「思ったより税金がかかる」「残債が多くて手元にお金が残らない」など、売却に伴うリスクは意外と多いのです。

投資は「出口までがワンセット」。購入前や保有中から、売却の見通しもセットで考えておく必要があります。

築年数と利回りの関係に要注意

ワンルームマンションは築年数によって資産価値が大きく変わります。築浅の物件は価格も高いですが、その分家賃も高く設定でき、人気もあります。一方で、築20年を超えると、家賃が下がり始め、空室リスクが増加していきます。

利回りが高くても、築年数が古いと売却価格が大きく下がる場合もあります。購入当初の利回りにとらわれすぎず、将来的な出口戦略を見据えて判断することが大切です。

3. 売却するならタイミングがすべて!どんなときがベスト?

「空室が増えてきた」は危険信号

入居者の退去が続いたり、長期間の空室が発生したりしていませんか?
これは、投資用マンションの“売りどき”を知らせるサインかもしれません。

空室が多いと、当然ながら収益性が下がります。そして、それは売却時の評価額にも影響します。
買い手は「空室=リスク」と捉えるため、どうしても価格交渉に入られやすくなるのです。

「もう少し様子を見よう」と思っていても、状況が悪化する可能性もあります。売却は「まだ動けるうち」にこそ選択肢が広がるということを忘れずに。

修繕費がかさむ前に出口を考えよう

築年数が進むにつれて避けられないのが、建物のメンテナンスや修繕です。大規模修繕の時期が迫っている、もしくは管理費・修繕積立金が値上げされた…そんなときは、出口戦略を立てる良いタイミングです。

修繕前に売却すれば、費用負担を回避できるだけでなく、「まだ維持費が軽い物件」として買い手にとっても魅力的に映ります。先を読んだ判断が、資産価値を守るカギとなります。

税金・ローン残債とのバランスを見るコツ

売却時には、譲渡所得税や住民税がかかることがあります。また、ローンが残っている場合は、その返済額と売却価格のバランスも重要です。

「売ったのに手元にお金が残らなかった…」というケースも少なくありません。だからこそ、今の残債と見込み売却価格、税金をしっかり把握しておくことが大切なのです。

専門家に査定を依頼し、損をしない売却のシミュレーションを行うことで、不安を解消しながらスムーズに次の一手を打つことができます。

4. 大阪・京都・神戸のワンルーム市場は今どうなっている?

【大阪】再開発が続く梅田・難波エリアに注目

大阪は関西圏でもっとも人口の多い都市であり、再開発が進むエリアを中心に、投資用ワンルームマンションのニーズが高まっています。
特に注目されているのが、梅田や難波といったターミナル周辺です。

大阪駅北側の「うめきた2期」や、南海なんば駅周辺の再整備プロジェクトなど、大規模開発が次々と進んでおり、それに伴ってエリアの価値も上昇傾向にあります。

一方で、やや駅から離れた物件や、古くなってきた建物は、価格競争が激しくなっている状況です。
こうした市況のなかでは、物件のポジションや築年数が売却価格を左右するため、冷静な判断が求められます。

【京都】賃貸ニーズが強いが、エリアで差が出やすい

歴史的な景観と観光資源に恵まれた京都は、学生や観光業関係者を中心とした賃貸ニーズが常に存在しています。
とくに大学が集中する左京区や、交通利便性の高い烏丸御池周辺は、安定した入居率を保っています。

ただし、京都の場合、景観規制や建築制限が厳しいため、新築の供給が限られており、エリアによって投資用マンションの需要に大きな差が出るのが特徴です。

また、観光需要に支えられている面もあるため、情勢の変化による影響を受けやすい側面もあります。
売却の際には、地域特性を理解した上で、市場動向を的確に読み取ることが大切です。

【神戸】三宮周辺の人気は継続、駅近物件がカギに

神戸は港町ならではの洗練された街並みと、穏やかな生活環境が魅力です。
とくにJR三ノ宮駅を中心とした再開発により、ビジネスと暮らしのバランスが取れた都市として注目を集めています。

投資用ワンルームマンションにおいても、駅徒歩5分以内の物件は根強い人気があり、入居付けもしやすい傾向があります。
ただし、郊外に行くと一気に空室リスクが高まるため、立地条件の見極めがカギとなります。

駅近・築浅・眺望など、他物件との差別化要素を持っていれば、売却時にも有利に働くでしょう。

5. 投資用マンションを高く売るための5つのステップ

ワンルームマンションを「高く売りたい」と思うなら、やみくもに動くのではなく、事前の準備と戦略が欠かせません。
ここでは、売却を成功に導く5つのステップをご紹介します。

1. まずは周辺の相場をリサーチしよう

はじめに取り組みたいのが、周辺エリアの相場チェックです。
売却予定の物件と似た条件(築年数・面積・立地)の売出事例や成約価格を確認することで、現在の市場価格の目安が見えてきます。

相場からかけ離れた価格設定をすると、売れ残ったり値下げ交渉に応じる羽目になったりするため、ここはしっかり調査しておきましょう。

2. 自分の物件の「強み」を棚卸し

次に、自分の物件の魅力を言語化しておきましょう。
「駅から徒歩◯分」「利回り◯%」「賃貸中」「南向きで日当たり良好」など、投資家が気にするポイントを整理しておくことが大切です。

プロの目線で見ればごく普通の条件でも、一般の買主にはしっかりアピールすれば魅力になります。小さな強みでも、複数組み合わせることで「選ばれる物件」に変わるのです。

3. 賃貸中?空室?どちらが有利か見極める

投資用マンションの場合、「現在賃貸中かどうか」で売却の難易度が変わってきます。
賃貸中の物件は、購入者にとってすぐに家賃収入が得られる点で魅力的ですが、「内覧ができない」「自分で住めない」などの制約もあります。

一方で、空室になっている場合は、個人投資家や将来自分で住みたいという層にもアプローチできます。ターゲットによって、どちらが有利かを見極めておくと良いでしょう。

4. 投資家目線の「魅力」を明確に

不動産投資家は、「いくらで買って、どれだけ回収できるか」を重視します。
利回り、管理費・修繕積立金のバランス、空室リスク、周辺の開発状況など、数字と将来性をセットで見ています。

ただの「便利な場所」ではなく、「この物件なら儲かりそう」と感じてもらえる材料を、事前に準備しておくことで売却はグッとスムーズになります。

5. 信頼できる会社に任せることが成功のカギ

そして最も重要なのが、不動産会社選びです。投資用マンションの売却に特化した会社に相談すれば、投資家ネットワークや販売ノウハウを活用して、高く・早く売却できる可能性が高まります。

売却価格だけでなく、対応スピードや提案力、誠実さもチェックしておきたいポイントです。任せて安心できるパートナーを見つけましょう。

6. 売却時によくある失敗とその回避法

失敗から学ぶことで、同じ過ちを防ぐことができます。ここでは、実際によくあるワンルーム売却時のトラブル事例と、その回避法をご紹介します。

■希望価格にこだわりすぎて売れない

「せっかくなら少しでも高く売りたい」という気持ちはよくわかります。しかし、相場とかけ離れた価格を設定してしまうと、内見も入らず、結果的に価格を下げることに…。

最初から現実的な価格で売り出すことで、早期に買い手が見つかる可能性が高まります。

■リフォームや原状回復で予想外の出費

「少しでも高く見せたい」と、リフォームや設備交換を検討する方もいますが、費用に見合わないことも多いです。特に賃貸中物件の場合、退去時に想定外の原状回復費用がかかることも。

必要以上にコストをかけすぎず、「投資家にとって魅力的な利回りを保つ」ことを意識しましょう。

■買い手の目線を考えない価格設定

感情で価格を決めてしまうと、「この物件には◯◯万円の価値があるはず」と思い込んでしまいがちです。けれど、最終的に判断するのは“市場”と“買い手”です。

投資家は数字にシビアです。売主の希望価格より、利回りや周辺相場とのバランスを優先します。客観的な目線で価格を見直すことが、成功の第一歩です。

7. 不動産会社選びで結果が変わる!選び方のポイント

不動産売却の結果は、担当する会社と営業マンの力量に左右されるといっても過言ではありません。最後に、信頼できる不動産会社を選ぶためのポイントを見ていきましょう。

①投資用マンションに強い会社かどうか

一般的な居住用物件を主に取り扱う会社では、投資用マンションの売却には不慣れな場合があります。
売却先となる投資家ネットワークを持っているか、投資物件特有のアピールができるかを確認しましょう。

②実績や対応スピードもチェックしよう

過去の売却実績や、どのくらいのスピードで成約に至っているかも重要な判断材料です。
相談から査定、売却までの流れがスムーズな会社は、ノウハウと組織力が備わっている証拠です。

対応が丁寧か、押し売り感がないかもチェックポイントになります。

③エリアに特化しているかが重要な理由

関西圏、特に大阪・京都・神戸は、地域によって賃貸需要や地価の動きが大きく異なります。
だからこそ、地元の市況やエリア特性を熟知している会社に相談することで、精度の高い売却戦略が立てられます。

大切な資産を、きちんと理解してくれるプロに任せることで、納得のいく売却が叶うのです。

賃貸中の物件は、すぐに収益が見込める“商品”として投資家にとって魅力的です。逆に、空室になってから売却を考えると、利回りが下がり、買い手がつきにくくなるケースも。

また、将来的に修繕費がかかったり、管理コストが増加したりすることを考えると、「プラスが出ている今」が売却の好機といえるのです。タイミングを逃さないことが、不動産投資の成功につながります。


【売却が不安な方へ】ReTrue(リトゥルー)のサポート内容をご紹介!

■ワンルームマンションの売却に特化した体制

「ReTrue(リトゥルー)」は、投資用マンション専門の売却サービスです。
とくにワンルームマンションの売却に強く、築古物件や地方エリアにも対応しているのが特徴です。

「まだローンが残っている」「空室リスクが心配」
そんな不安をお持ちのオーナー様にも、専門の担当者が一つひとつ丁寧にサポートいたします。

物件の立地や状態をふまえた適正価格の査定だけでなく、税金や引渡しに関するアドバイスまでトータルで対応しています。

■オークション査定方式で高値が狙える仕組み

ReTrueでは、独自の「オークション査定方式」を導入。
これは、複数の購入希望者(不動産業者や投資家)からの“非公開入札”を集める仕組み
です。

通常の一括査定とは異なり、「価格の比較」だけでなく「最も高い買取条件を引き出す」ことができます。
タイミング次第では、想定よりも高額で売却できるケースも少なくありません。

「できるだけ高く売りたい」
「でも、あちこちとやりとりするのは面倒」
という方にとって、理想的な仕組みだと言えるでしょう。

■複数社とのやりとりなし!ストレスフリーな取引

ReTrueの大きな魅力のひとつは、ワンストップで完結する点にあります。
他社のように、複数業者からの営業電話がかかってくることもありません。

オーナー様はReTrueの担当者とやりとりをするだけで、
・査定の取得
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