【必見】投資用ワンルームマンションの売却で損をしないためのチェックリスト

コラム紹介

投資用マンションの売却で「損をしない」ために必要な準備やポイントはご存じでしょうか?
市場のトレンドや物件の状態、そして信頼できる不動産業者の選定は、成功する売却には欠かせない要素です。
本記事では、ワンルームマンションを「高値でスムーズに売却」するための具体的なチェックリストをご紹介します。失敗を防ぎ、最大限の利益を得るための実践的なアドバイスとなっておりますのでぜひ参考にしてみてください。


|投資用マンション売却前に確認すること

チェック1:物件の価値を知る

投資用ワンルームマンションを売却する際、まず最初に確認すべきは、物件の市場価値です。
市場価値を把握するためには、周辺の類似物件の売却価格を調査することが必要です。不動産業者の提供する査定サービスや、インターネット上の不動産情報サイトを活用し、売却の際にどの程度の価格が期待できるのかを理解しましょう。

また、近年の不動産市場では、新型コロナウイルスの影響やリモートワークの普及により、都心部のワンルームマンションの需要が変動しています。
特に、投資用物件としての需要が高まる一方で、物件の供給が増加した結果、価格が安定しないケースもあります。市場動向を定期的にチェックし、売却タイミングを見極めることが重要です。

チェック2:物件全体の状況を把握する

投資用ワンルームマンションがオーナーチェンジ物件である場合、室内の状態を直接確認することは難しいですが、売却時に考慮すべき他の重要なポイントがあります。
購入希望者が重視するのは、物件全体の管理状況や収益性です。以下の点をチェックして、物件の魅力を最大化しましょう。

  • 共用部分の管理状況:管理組合の活動がしっかりしているか、共用部分の清掃や維持管理が行き届いているかを確認します。建物全体の印象が良ければ、購入希望者の信頼を得やすくなります。
  • 賃借人の属性と収益性:現在の賃借人の属性や、過去の空室率、家賃の遅延状況を確認し、安定した収益が見込める物件であることをアピールします。特に、長期間の賃貸契約が継続している場合、収益性の高さを強調できます。
  • 周辺環境の変化:物件の周辺に新しい商業施設ができた、交通の利便性が向上したなど、購入者にとってプラスになる情報を提供します。これにより、将来的な価値上昇の可能性を示すことができます。

物件全体の管理状況や収益性がしっかりしていれば、内見ができなくても購入希望者の安心感を高め、高い価格での売却が期待できます。

チェック3:売却の理由を整理する

売却を検討する際に、まず自分がなぜその物件を売却したいのかを明確にすることが大切です。
売却理由が明確であれば、売却のタイミングや価格設定にも影響を与えるため、最適な戦略を立てることができます。

例えば、資金の流動性を高めたい場合や、不動産ポートフォリオの再編成が目的であれば、迅速に売却するために多少価格を下げる選択肢も考えられます。
一方で、利益の最大化を目指すのであれば、売却のタイミングを慎重に見極め、最高値での売却を狙うべきです。


|投資用マンション売却中に注意すること

チェック4:信頼できる不動産業者を選ぶ

投資用ワンルームマンションの売却を成功させるためには、信頼できる不動産業者の選定が欠かせません。業者を選ぶ際には、以下の点に注意しましょう。

  • 実績と評判:過去の売却実績や顧客からの評価を確認し、信頼できる業者を選びます。インターネットの口コミや、友人・知人からの紹介も有効です。
  • 見積もりの比較:複数の業者に見積もりを依頼し、提示された価格や手数料を比較します。同じ物件でも業者によって提示価格が異なることがあるため、慎重に選ぶことが重要です。
  • コミュニケーション能力:売却プロセスをスムーズに進めるためには、業者とのコミュニケーションが円滑であることが必要です。質問への対応や提案の適切さを確認し、信頼できるパートナーを見つけましょう。

チェック5:適切な売却価格を設定する

売却価格の設定は、成功するか否かを左右する非常に重要な要素です。
高すぎる価格設定は、売却が長引く原因となり、最終的に価格を下げざるを得なくなる可能性があります。
一方で、価格設定が低すぎると、売却が早期に決まるかもしれませんが、本来得られるはずの利益を減少させるリスクがあります。

適切な売却価格を設定するためには、以下のステップが効果的です。

◆市場調査を徹底する

まず、周辺地域の類似物件がどのくらいの価格で売却されているかを把握することが不可欠です。これには、過去6か月から1年間の売買データを確認することが重要です。例えば、駅近の物件や同じ築年数・間取りのマンションがどれくらいの価格で取引されているかを調査し、自分の物件との比較を行います。

また、地域全体の不動産市場の動向も注視する必要があります。経済状況や金利の変動、新しい開発プロジェクトの影響など、地域の不動産価格に影響を与える要因を理解することで、適正な価格設定のヒントを得ることができます。

◆複数の不動産業者から査定を受ける

価格設定の次のステップは、複数の信頼できる不動産業者に物件の査定を依頼することです。
業者は市場に精通しており、プロの視点から物件の適正価格を提案してくれます。特に、投資用マンションの売却に強い業者を選ぶことで、より正確な査定結果が得られます。

注意すべき点は、査定価格が必ずしも市場での成約価格と一致しないことです。
業者によっては契約を取りたいがために高めの査定を提示する場合もあるため、提示された価格だけで判断せず、複数の査定結果を比較し、平均的な価格帯を見出すことが大切です。

◆価格に交渉の余地を持たせる

初期の売却価格設定には、交渉の余地を持たせることも戦略の一つです。
具体的には、買主が提示価格から値引きを要求することを見越して、若干高めに価格を設定します。これにより、交渉後に自分が希望する価格で売却できる可能性が高まります。

ただし、高すぎる価格設定は前述のように売却の長期化を招くリスクがあるため、慎重なバランスが必要です。
市場の動向や競合物件の価格を考慮し、適度な余地を持たせた価格設定が理想です。

◆戦略的な価格調整を行う

物件を売り出してから一定期間が経過しても反応がない場合や、問い合わせが少ない場合は、価格の見直しを検討する必要があります。
この際、最初から大幅な値下げをするのではなく、段階的に価格を調整することが効果的です。
例えば、最初は5%程度の値下げを行い、反応を見ます。それでも売却が進まない場合、さらに調整を行うことで、適切な価格帯に到達することが可能です。

また、価格調整を行うタイミングも重要です。例えば、季節ごとの不動産市場の変動を考慮し、需要が高まるタイミングで価格を調整することで、売却成功の確率を高めることができます。

チェック6:契約内容をしっかり確認する

売却契約を結ぶ際には、契約書の内容を細部まで丁寧に確認することが重要です。
不動産売買は多額の資金が動く取引であり、契約内容を十分に理解していないと、後々思わぬトラブルや損失を被る可能性があります。
ここでは、特に注意が必要なポイントを解説します。

◆仲介手数料の確認

不動産業者に支払う仲介手数料は、法律で上限が定められており、以下の計算式が適用されます。

  • 売却価格が400万円超:「売却価格 × 3% + 6万円」+ 消費税
  • 売却価格が200万円超~400万円以下:「売却価格 × 4% + 2万円」+ 消費税
  • 売却価格が200万円以下:「売却価格 × 5%」+ 消費税

例えば、売却価格が1000万円の場合の仲介手数料は、以下のように計算されます。

 1000万円 × 3% + 6万円 = 36万円(消費税別)

これに消費税を加えた金額が、最終的に支払う仲介手数料となります。

不動産業者がこの上限を超える手数料を請求することは法律で禁止されているため、契約前に正確な金額を確認することが必要です。
また、手数料の支払いタイミングや方法についても契約書に明記されているか確認しておきましょう。
通常、手数料は売買契約が成立し、物件の引渡しが完了した後に支払うことが一般的です。

これらの確認を行うことで、売却後の資金計画を立てやすくなり、予期せぬ支出を避けることができます。

◆引渡し条件の確認

物件の引渡し時期や条件は、売買契約の成否を大きく左右する重要な要素です。
特に投資用ワンルームマンションでは、既存の賃借人がいるケースが多いため、引渡し時に賃貸契約が継続するのか、あるいは終了させる必要があるのかを確認します。賃借人がいる状態での引渡しには、特別な合意が必要になることもあります。

引渡し時期については、売主と買主双方の都合を考慮して決定されますが、売主にとって不利にならないようにすることが重要です。
例えば、買主側が早期引渡し、もしくは数か月後を希望する場合があります。それが売主にとって不都合がない場合は、許容することで買い手が決まりやすくなります。

また、引渡し時の物件の状態についても条件が設定される場合があります。
例えば、現状有姿(現状のままで引渡す)での引渡しや、特定の修繕を行った上での引渡しなど、これらの条件が明確に定められているか確認しましょう。

◆契約解除の条件を確認する

万が一、契約を解除する必要が生じた場合の条件についても確認しておくと、トラブルを未然に防げます。
例えば、どのような理由で契約が解除できるか(融資が通らない、重要事項に重大な瑕疵が見つかるなど)、契約が一方的に解除された場合に発生する違約金の金額と、その計算方法などです。

また、不安な点がある場合は、専門家(弁護士や税理士)に相談することをおすすめします。専門家のアドバイスを受けることで、契約内容に対する理解を深め、安心して売却を進めることができます。


|投資用マンション売却後にすること

チェック7:税金の準備をしておく

売却が完了したら、税務手続きにも注意が必要です。
特に、売却益に対して課せられる譲渡所得税の申告が求められます。譲渡所得税は、売却価格から取得費や譲渡費用を差し引いた利益に対して課税されます。

売却益が大きい場合、税金の負担が高くなるため、事前に税理士と相談し、節税対策を講じることが有効です。また、譲渡所得税の申告期限を守るために、必要な書類を早めに準備しておくことが重要です。

チェック8:次の投資を考える

売却後の資金をどう活用するかも重要なポイントです。
売却益を次の不動産投資に再投資することで、資産の増加を目指すのも一つの戦略です。
また、他の投資オプション(株式、投資信託、海外不動産など)も検討し、リスク分散を図ることもひとつの手段となるでしょう。

さらに、ローンの返済や新たな投資計画を立てる際には、再度専門家に相談することで、より良い判断を下すことができるでしょう。


|投資用マンション売却で損をしないためのポイントまとめ

ワンルームマンションの売却を成功させるために、以下のポイントをしっかりと押さえておきましょう。

  • 市場価値を把握:周辺物件の価格や市場トレンドを調査し、正確な売却価格の設定に役立てましょう。
  • 物件の状態は?:必要な修繕やリフォームを検討し、物件の価値を最大化します。
  • 信頼できる不動産業者選び:複数の業者に見積もりを依頼し、信頼できるパートナーを選びましょう。
  • 適切な売却価格を考える:市場調査を基に、競争力のある価格を設定します。
  • 契約内容のしっかり確認:手数料、引渡し条件、契約解除条件など、契約書の細部をしっかり確認しましょう。

これらのチェックポイントを踏まえ、売却の準備を早めに進めることが成功へのカギです。
物件の状態を確認し、信頼できる不動産業者を見つけ、最適な売却戦略を立てることから始めてください。

売却を具体的に考えている方は、まずは無料査定を受けることをおすすめします。
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また、プロのアドバイスを受けることで、より安心して売却を進めることができるでしょう。不動産業者との初回相談が、売却成功への重要な一歩となります。
良い条件での売却できるよう、しっかりと準備をしておきましょう。

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