【2025年版】大阪の投資用ワンルームマンション売却・買取ならReTrue(リトゥルー)

コラム紹介

大阪市の投資用ワンルーム市場は、ここ数年で「価格はじわじわ上昇+利回りはやや圧縮」という局面に入っています。
それでもなお、東京より手が届きやすい価格帯と、比較的高い期待利回りを両立しており、「今のうちに利益確定や資産の組み替えをしておきたい」というオーナーにとっては、出口戦略を取りやすいタイミングといえます。

この記事では、大阪市の最新市況・人気エリアの特徴・高く売れる物件の条件・売却ステップまでを整理し、ReTrue(リトゥルー)を活用したスマートな売却方法まで具体的に解説します。

この記事でわかること
  • 大阪市の中古マンション相場と利回り
  • 今が「売却のタイミング」といわれる背景
  • 大阪で投資用ワンルームの需要が高いエリアの特徴
  • 高く売れる投資用マンションに共通するポイント

大阪市内で投資用ワンルームマンションをお持ちのオーナーさまはもちろん、今後の売却や買い増しを検討している方にも役に立つ内容となっています。ぜひ最後までご覧ください。

ReTrue(リトゥルー)なら、投資用マンションの売却をもっとスマートに

\オークション査定で高値売却を実現/

ReTrue(リトゥルー)は、投資用マンション売却の新しい選択肢です。

複数の不動産会社が同時に入札する「オークション形式」で、最も高い査定を提示した会社をご紹介します。営業電話もなく、スムーズに比較検討できる安心の仕組みです。

  • 仲介手数料が無料で、費用を最小限に
  • 投資用マンション専門スタッフが対応
  • 売却までの流れがすべてオンラインで完結

「損をせずに手放したい」「信頼できる会社に任せたい」という方は、まずは無料査定からお試しください。

ReTrueの無料査定を試す



大阪市の投資用ワンルームマンション売却相場と市場動向

大阪で投資用ワンルームマンションの売却を検討する際には、「なんとなく高くなっているかどうか」ではなく、客観的な市況データを押さえておくことが重要です。

2020年代に入ってから大阪市の中古マンション価格は上昇基調が続いており、足元では“高値圏での安定期”に入っているとみられます。
とくに中央区・北区・西区など都心部では、売買・賃貸の両方で需要が集中しており、適切な条件を整えればスムーズな売却が期待できる環境です。

■中古マンション(全体)の相場イメージ

大阪市全体の中古マンション価格を把握する指標として、70㎡に換算した平均価格があります。民間調査によると、2025年時点で大阪市の70㎡換算価格はおおむね平均3,600万円台で推移しており、その後も大きく水準を崩さず推移しています。
出典:LIFULL HOME’S|大阪府大阪市の中古マンション価格相場情報

一方、近畿レインズが公表した2025年7〜9月期の市況資料では、大阪市の中古マンション平均成約価格は 約4,470万円前後 とされており、近畿圏のなかでも依然として高い水準を維持しています。
取引量が安定して推移しているエリアであることからも、購入・売却の双方で注目度の高い市場といえます。

同機構の発表によると、大阪市の中古マンション成約価格は 2015年10〜12月期以降、四十数期以上にわたり前年同期比プラスが続いている という特徴があります。
2025年になってもこの傾向は崩れておらず、長期的にみても「値下がりしにくい傾向」が継続していることが確認できます。
出典:近畿レインズ|季刊市況トレンド レポート 2025 年 7~9 月期

こうしたデータから、大阪市は短期的な上下はありつつも、中古マンション全体としては高値圏を保ちながら推移しているエリアといえます。

投資用ワンルームマンションの売却を考える際も、この“市全体の底堅さ”を前提に、自分の物件がどの価格帯に位置しているかを確認することが出発点になります。

■ワンルームマンション(投資用)の価格と利回り

投資用ワンルームマンションに絞ってみると、購入価格と利回りの目安が見えてきます。
投資コラムや大手管理会社のデータによれば、大阪のワンルームはおおむね1,000万円台後半〜2,000万円台前半の価格帯が中心で、東京と比べて2〜3割程度割安に購入できる傾向があるとされています。

利回りについては、健美家などの市場データを基にした調査で、大阪市の中古ワンルーム(築20年程度まで)の平均表面利回りは5%前後とされています。

複数のレポートを総合すると、2025年時点で大阪の投資用ワンルームの表面利回りは、おおむね4.5〜5.5%程度のレンジがひとつの目安になります。都心立地で築浅・駅近になるほど利回りは低めになり、築年数が進む、または都心から離れるにつれて利回りは高くなりやすい構造です。

大阪市の場合、単身者向け賃貸ニーズが強いため、築年数が進んだ物件でも適切な賃料設定と管理がなされていれば、長期保有・長期入居が実現しやすい点も特徴です。

そのため、「購入時から大きく値下がりしてしまったワンルーム」というよりも、「購入価格を上回る水準で売却できるケース」も一定数見られます。

■エリアによる価格帯・需要の違い

大阪市は区ごとの性格がはっきりしており、同じワンルームでもエリアによって価格帯や想定利回りが変わります。売却の検討にあたっては、次のような区別の傾向を押さえておくと判断しやすくなります。

・中央区(本町・堺筋本町など)
 オフィス集積エリアに近く、ビジネスパーソンの単身需要が強い区です。駅近・築浅のワンルームは価格水準が高く、利回りは4%台後半〜5%程度に収まるケースが多くなります。資産価値の維持力が高く、「売りやすさ」を重視するオーナーにとっては代表的なエリアです。

・北区(梅田・中津・天満など)
 大阪駅周辺の再開発が進み、商業・ビジネス・居住の機能が集まるエリアです。梅田徒歩圏にあたる中津・天満などでは、単身者や若年層のニーズが厚く、高稼働率が期待できます。価格帯は中央区と同程度かやや高くなることもあり、利回りは4〜5%台が目安となります。

・西区(阿波座・本町・新町など)
 都心近接でありながら、中央区や北区と比較すると若干価格が抑えられやすく、利便性と収益性のバランスが取れたエリアです。阿波座周辺は賃貸需要が安定しており、表面利回り5%前後を確保しつつ、売却時にも一定の需要が見込まれる“バランス型”の区といえます。

・浪速区(難波・大国町など)
 ミナミエリアに近い立地で、都心アクセスの良さと価格の手ごろさが魅力です。家賃水準は中央区・北区より抑えられますが、購入価格も比較的低いため、5%台後半〜6%程度の利回りを重視する投資家から支持されています。

・福島区(福島・野田など)
 大阪環状線・JR東西線など複数路線が利用でき、都心へのアクセスと生活利便性のバランスが良いエリアです。単身会社員や共働き世帯のニーズが高く、ファミリー・単身どちらの需要も取り込める立地が多いことから、価格の下落が緩やかで、値崩れしにくい区として注目されています。

このように、大阪市内では「中央区・北区は価格重視」「西区・福島区はバランス重視」「浪速区などは利回り重視」といった棲み分けが見られます。自分の物件がどのポジションにあるのかを整理することで、売却価格の期待値や、売却にかけるべき期間のイメージがつかみやすくなります。

■大阪市場の特徴と今後の見通し

大阪市の投資用ワンルーム市場を支えているのは、賃貸ニーズの厚さと人口動態です。大阪府の統計によると、大阪市では若年層、とくに20代の転入超過が顕著であり、単身世帯の増加傾向が続いています。
出典:大阪府|審議会の今後の進め方に関する基礎データ

こうした人口動態は、ワンルームを中心とした単身向け賃貸需要の安定につながっています。

加えて、大阪駅周辺の大規模再開発やうめきた2期地区の整備、将来のなにわ筋線開業など、都心部の利便性やブランド力を高めるプロジェクトが継続していることもポイントです。

これらの開発は、短期的に価格を急騰させる要因とまでは言い切れませんが、中長期的には資産価値の下支えとなる要素と考えられます。


今が不動産売却のタイミングと言われる理由

2025年の大阪市の投資用ワンルーム市場は、ここ数年の価格上昇をしっかりと取り込みながら、大きく崩れる気配がない「高値安定期」に入っています。売却を検討するオーナーにとっては、複数の追い風が重なっている状況といえます。

大阪が“いま売りやすい”とされる背景は、大きく4つに整理できます。

1. 価格上昇が一巡し、高値圏で安定している

2020年代前半にかけて、大阪市の中古マンション価格は継続的に上昇してきました。
ただし2024〜2025年にかけては急激な伸びが落ち着き、極端な価格変動が少ない「高値圏での安定期」に入っています。

これは、
・高く売れる可能性を保ちつつ
・大きく値下がりするリスクも低い

というバランスの良いタイミングであることを意味します。

売却価格がピークに近い状況で安定しているため、「利益確定をするなら今」という判断につながりやすい相場環境です。

2. 売却流動性が高く、成約スピードが速い

大阪はワンルームマンションの流通量が多く、投資家層も厚い都市です。
とくに中央区・北区・西区では買い手側の需要が強く、売却物件が市場に出ると早めに問い合わせが入りやすい傾向があります。

これらのエリアでは、

・売却価格が相場から大きく乖離しにくい
・成約までの期間が相対的に短い
・「売れ残りにくい」安心感がある

という特徴が継続しています。

価格が高止まりしているだけでなく、「実際に売れるだけの需要」が確保されていることは、売却を検討するうえで大きなメリットになります。

3. 都心部の再開発・インフラ整備が継続している

大阪駅周辺の再開発や、うめきた2期エリアの街開き、なにわ筋線の整備など、都心価値を底上げするプロジェクトが継続しています。

再開発は、
・周辺の住宅需要の向上
・エリアブランド力の強化
・賃貸需要の底上げ

といった効果が期待され、ワンルームの資産価値にもポジティブに作用します。

大きな価格上昇を直接もたらすわけではありませんが、「資産価値が下がりにくい理由になる」ことは確かで、売却タイミングの判断材料としても安心材料になります。

4. 金利動向を受け、投資家が資産整理を進めている

金利の先行きに対する不安が広がるなか、複数戸を保有する投資家の間では
「いったん売却してポートフォリオを再構成したい」
という動きが増えています。

この流れは市場に活発な買い手を呼び込み、結果として

・査定金額の妥当性が判断しやすい
・取引がまとまりやすい
・価格交渉がシンプルになりやすい

といったプラスの作用につながっています。

売り手・買い手どちらも取引に積極的な状況では、“値崩れしにくく売りやすい”市場が形成されやすくなります。

このように、2025年の大阪市のワンルーム市場は「高値圏の維持」「需要の厚さ」「再開発による下支え」「金利環境の変化」が重なり、売却に追い風が吹いている状態といえます。

売却を迷っている場合でも、まずは現在の適正価格を把握することで、
「売るべきか」「保有すべきか」「買い替えるべきか」
判断の軸が明確になりやすくなります。

次の章では、エリア別に需要が高い場所の特徴をさらに詳しく解説していきます。

\オークション査定で投資用マンションをスマート売却/

ReTrue(リトゥルー)なら、売却費用のムダをカット!

営業電話に悩まされず、スピーディーに売却を進められます。

「損をせずに手放したい」「売却がなかなか進まない」そんなお悩みをお持ちの方は、ぜひ一度ご相談ください。

ReTrueへのお問い合わせはこちら

最短1分で入力・無料



大阪で投資用マンションの需要が高いエリアは?

大阪市で投資用ワンルームマンションの売却を考える際、エリア選びは最も重要な判断材料のひとつです。
同じ築年数・専有面積でも、どの区にあるかによって家賃水準も利回りも大きく変わります。

さらに大阪市は「需要の強いエリア」と「家賃が伸びにくいエリア」の差がはっきりしており、エリアの特性を理解したうえで売却戦略を立てることが成功のポイントになります。

ここでは、投資用ワンルームの取引が特に活発で、実際に成約がまとまりやすい5つの主要エリアを詳しく紹介します。

1. 中央区(本町・堺筋本町・谷町)

大阪のビジネス中心地であり、単身ビジネス層の需要が非常に厚いエリアです。
本町・堺筋本町周辺はオフィス街が広がり、平日の日中人口が多いことから、転勤者・単身赴任者・法人契約のニーズが安定しています。

家賃相場はおおむね7.0〜8.5万円前後。
分譲賃貸のワンルームは、駅徒歩5分圏内であれば稼働率が高く、空室が長期化するケースは多くありません。

売却時の特徴としては、
・築浅の物件は価格維持力が高い
・法人契約の入居実績が評価されやすい
・管理状態が良いマンションは高値の成約も期待できる

という点が挙げられます。

大阪市内でも特に“値崩れしにくいワンルーム市場”が形成されているため、売却を検討するオーナーにとって非常に扱いやすい区といえます。

2. 北区(梅田・中津・天満)

梅田周辺の再開発が進み、住みたい街としての人気が年々高まっているエリアです。
JR大阪駅・阪急梅田駅に近い中津、天神橋筋商店街がある天満など生活利便性が高い地域が多く、若年層や単身会社員の需要が継続して強い傾向があります。

家賃相場は7.5〜9万円前後で推移しており、マンションによっては高級志向の単身者からの問い合わせもあります。

北区の特徴として、
・梅田徒歩圏は資産価値が下がりにくい
・法人契約がつきやすく、長期入居に結びつく
・中古でも人気が高く、中津・天満は特に成約スピードが速い

といった傾向が見られます。

単身者の回転が早い一方で、入れ替わってもすぐ次の入居希望者が現れるエリアのため、収益性を維持しながら売却しやすい市場となっています。

3. 西区(阿波座・本町・新町)

中央区・北区に近く、利便性と価格のバランスが取れたエリアです。
大阪メトロの複数路線が利用でき、都心部へのアクセスが良いにもかかわらず、中央区より価格がやや抑えられることから、投資用ワンルームとして人気があります。

特に阿波座界隈は、
・単身者の流入が安定
・家賃相場が極端にぶれにくい
・オーナーチェンジで売却しやすい

といった利点があり、「安定性」を重視する投資家に選ばれやすい地域です。

利回りは5〜6%台となるケースが多く、売却時にも投資家が想定しやすい数値であるため、問い合わせや成約がまとまりやすい点が特徴です。

4. 浪速区(難波・大国町)

価格を抑えながらも安定した入居需要を確保しやすい区で、利回り重視の投資家から根強い支持があります。
ミナミ(なんば)へのアクセスが良く、地下鉄・南海・JRの複数路線が利用できるため、学生・若年層・外国籍の入居者など多様な需要があります。

家賃相場は6.5〜7.5万円前後で、購入価格が比較的低いため、表面利回りは5〜7%台と高めの水準が期待できます。

売却の場面では、
・家賃と価格のバランスが良く投資判断がしやすい
・築浅やリノベ物件は競争力が高い
・駅徒歩10分以内なら空室期間が短くなる傾向

といった特徴があります。

“初めての投資”として購入したオーナーの売却が多いこともあり、流通量も豊富な市場です。

5. 福島区(福島・野田)

「住みやすさ・アクセス・治安」のバランスが良いエリアとして人気が高い区です。
大阪環状線やJR東西線が利用でき、梅田方面へも出やすい立地のため、単身会社員から共働き世帯まで幅広い層のニーズがあります。

福島区は、ファミリー向けと単身向けの需要がどちらも安定している珍しいエリアで、ワンルームでも成約がまとまりやすいという特徴があります。

利回りは4.5〜5.5%台が中心で、
・築15年以内
・駅近
・管理状態が良い物件

であれば、価格の下落幅が小さく、売却時も評価されやすくなります。

大阪市内の中でも「総合力が高い」区とされ、保有安定性と売却しやすさを両立させたいオーナーに適したエリアです。



高く売れる投資用マンションの共通点

大阪市の投資用ワンルーム市場では、同じ築年数・同じ広さでも「高く売れる物件」と「相場より伸びにくい物件」がはっきり分かれます。

見た目の綺麗さだけでは価格差は生まれにくく、実際に買主(特に投資家)が判断材料として重視しているのは、数字の裏付けや管理状態といった“運用のしやすさ”です。

ここでは、大阪の市況で高値成約につながりやすい物件に共通するポイントを、実務的な視点から整理します。

①駅近で生活導線が整っている

投資用ワンルームの場合、「どの駅から何分か」は価格・稼働率・利回りのすべてに影響する最重要要素です。大阪市では特に、主要地下鉄の駅から徒歩5分以内に位置する物件は安定性が高く、利便性がわかりやすいため高値で成約しやすくなります。

本町・梅田・なんばといった中心エリアだけでなく、少し外れた駅でも、スーパーやコンビニ、クリーニング店などの生活導線がしっかりしている物件は長期入居を期待でき、売却でも評価されやすい傾向があります。

単身者向けの需要が強い大阪では、「静かな住環境だが都心へ出やすい」「繁華街から少し距離があり、生活しやすい」といった立地もプラスに働きます。

地図だけでは分かりにくい“歩いた時の距離感”までが収益性に影響するのが大阪市場の特徴です。

②管理状態が安定しており、修繕計画が明確

中古ワンルームを購入する投資家がもっとも重視する項目のひとつが「管理の質」です。共用部の状態、清掃の頻度、ゴミ置き場の整頓状況など、日常管理が行き届いているマンションは、賃貸募集でも売却でも評価が高くなります。
また、長期修繕計画がしっかり策定され、修繕積立金が適正に維持されているマンションは、金融機関の融資審査でも評価されやすく、結果として成約率が高くなります。

修繕履歴が明確なマンションは、「将来の突発的な出費が予測しやすい物件」として投資家から支持されます。大阪市内では築15〜25年の物件が多く流通するため、管理と修繕の情報が売却価格に直結しやすい市場です。

③安定した賃貸実績がある

収益物件である以上、入居が安定していることは大きな評価ポイントになります。稼働率が95%以上で推移している物件や、過去数年の入居期間が長い物件は、買主にとって“購入後の収益が想定しやすい物件”として判断されます。

特に評価されやすいのは、
・法人契約の有無
・医療従事者や会社員など安定した職業の入居履歴
・保証会社の利用状況
・家賃滞納の有無

といった情報です。これらが整理されているだけで、買主は安心して検討でき、市場相場よりも高めの金額で話が進むケースもあります。

大阪市は転勤や単身赴任の需要が多い都市のため、入居者属性が安定している物件ほど高く売れやすい傾向があります。

④設備仕様が現在のニーズに合っている

ワンルームであっても、設備の差は売却価格に直結します。オートロック・宅配ボックス・浴室乾燥機・独立洗面台など、いまの単身者が“あってほしい”と考える設備が揃っている物件は賃貸競争力が高く、結果として売却でも評価されます。

大阪市内では、とくに「ネット無料」「防犯カメラ」「モニター付きインターホン」の有無が問い合わせ数に影響するケースが増えています。
築年数が進んでいても、設備面が強化されている物件は賃料を維持しやすく、投資家から見て魅力的な資産と判断されます。

リフォーム済みの物件も評価されますが、ポイントは“見た目の新しさ”ではなく“設備が現代の生活に合っているかどうか”です。
入居者が選びやすい内装・設備を備えている物件は、売却時にもプラスに作用します。

⑤契約・管理・書類が整理されており、引き継ぎがスムーズ

投資用マンションの売却では、建物そのものだけでなく、どれだけ情報が整理されているかも大きな評価ポイントになります。
たとえば、賃貸借契約書や入居者のプロフィール、管理会社との契約内容、家賃の入金状況、過去の修繕記録などがきちんと揃っている物件は、買主が「購入後の運用がイメージしやすい」と感じやすくなります。

必要な情報がそろっているほど、買主の不安が減り、価格交渉にも強くなるため、スムーズに売却へ進めることができます。



投資用マンション売却までの6ステップ

大阪市で投資用ワンルームマンションを売却する流れは、基本的には全国共通ですが、都市特性の影響を受ける部分も多くあります。

特に大阪は「入居中のまま売れるケースが多い」「相場データが豊富で価格比較がしやすい」といった特徴があり、効率よく進めればスムーズに成約までたどりつくことができます。

ここでは、実際の売却プロセスを6つのステップに分けて、押さえておきたいポイントを整理して解説します。

1. 売却方針の決定と必要資料の整理

まず最初に考えるべきことは「目的」と「期日」です。
短期で現金化したいのか、相場を見ながら高値を狙いたいのか、複数戸の整理をしたいのかによって、最適な売却方法が変わります。

方針が決まったら、物件情報を整理します。
特に大阪市では入居中のオーナーチェンジ取引が多いため、賃貸条件や入居者情報が重要な判断材料になります。

・登記簿謄本

・購入時の重要事項説明書

・賃貸借契約書、レントロール(家賃・入居期間など)

・管理委託契約、サブリース契約

・固定資産税、管理費・修繕積立金の金額

・修繕履歴や長期修繕計画

こうした資料が揃っていると査定が正確になり、売却までの速さにも繋がります。

2. 複数社への査定依頼

投資用マンションの査定は、不動産会社ごとに評価基準が異なります。
特に大阪市は中央区・北区・西区を中心に流通量が多いため、「査定額の差」が出やすい市場です。

査定方法は大きく2種類あります。

仲介査定は市場相場に基づいて販売価格を決め、一般の買主を探す方法で、高値を狙いやすいのが特徴です。
一方、買取査定は不動産会社が直接買い取る方式で、売却価格は下がるもののスピードが速く、現金化を急ぎたい場合に向いています。

空室予定がある場合は、入居中の段階で査定しておくと賃料実績が評価されやすく、有利に進められます。

3. 媒介契約の締結

査定結果や対応を比較し、信頼できる不動産会社を一社に絞ったら、媒介契約を締結します。
媒介契約とは、売却を正式に依頼するための取り決めで、「どのように売却活動を行うか」「報告頻度」「販売戦略」などを明確にする契約です。

一般媒介・専任媒介・専属専任媒介の3種類がありますが、大阪のワンルーム市場では“販売管理の一元化”を重視して専任媒介を選ぶケースが多く見られます。
契約期間は3か月以内で、必要であれば更新も可能です。

4. 売却活動と投資家へのアピール

実際の売却活動では、購入希望者にとって安心材料となる「収益データ」や「管理情報」が重視されます。
大阪は投資家が多く、数字を軸に判断されるため、物件の説明は視覚的な魅力よりも“運用のしやすさ”が評価されます。

特に求められやすい情報は次のとおりです。

・現行家賃、利回り、年間収支

・修繕履歴、管理状況

・入居者属性(法人契約、長期入居など)

・保証会社の利用状況

これらが丁寧に整理されている物件は「引き継ぎ後の運用がイメージしやすい」と判断され、価格交渉が起こりにくく、高値成約につながりやすくなります。

5. 売買契約の締結

購入希望者と条件面で合意が取れたら、売買契約を締結します。
契約書には、売却価格、引渡日、手付金の金額、契約解除の条件などが明記されます。

投資用物件の場合は、
・賃貸借契約はどう引き継がれるか
・管理会社との契約はどうなるか
・サブリース契約があるかどうか

といった、投資物件ならではの項目が契約内容に影響します。
疑問点は必ず事前に確認し、後々トラブルのないよう整理しておくことが重要です。

契約締結時には買主から手付金(一般的に売買価格の5〜10%)が支払われ、本契約として成立します。

6. 引き渡しと決済

最後に、決済日当日に残代金の受領と書類の引き渡しを行います。
その際、固定資産税や管理費・修繕積立金は日割りで精算され、入居者情報や鍵、管理会社の連絡先などもすべて買主へ引き継ぎます。

また、翌月以降の家賃入金先が買主に切り替わるよう、管理会社や保証会社へ忘れずに通知します。

売却益が出た場合は翌年に確定申告が必要となり、仲介手数料・印紙税・登記費用などの領収書を保管しておくことで、必要な控除を適切に適用できます。



まとめ|大阪は “高値安定” と “売却しやすさ” が両立する投資市場

大阪で投資用マンションを売却するときに大切なのは、相場や利回りといった数字だけではありません。
物件の魅力を左右する 立地・管理状態・賃貸実績・設備 をしっかり整理し、どの買主にもわかりやすく伝えられる形にしておくことが、高値で売れるかどうかの分岐点になります。

とくに大阪はエリアごとの特徴がはっきりしているため、
「この立地ならどんな入居者がつきやすいのか」
「過去の稼働はどれくらい安定していたのか」
「将来の支出がどれくらい読めるのか」
といった“安心感の根拠”がある物件ほど、買主の反応が早く、価格交渉にも強くなります。

ReTrue(リトゥルー)なら、物件の情報整理から相場分析、価格の比較までスムーズにサポートし、あなたの物件が一番魅力的に見える“売り方”をご提案できます。

売却を迷っている段階でも相談可能ですので、まずはお気軽にお問い合わせください。

\オークション査定で高値売却を実現/

ReTrue(リトゥルー)は、投資用マンション売却の新しい選択肢です。

複数の不動産会社が同時に入札する「オークション形式」で、最も高い査定を提示した会社をご紹介します。営業電話もなく、スムーズに比較検討できる安心の仕組みです。

  • 仲介手数料が無料で、費用を最小限に
  • 投資用マンション専門スタッフが対応
  • 売却までの流れがすべてオンラインで完結

「損をせずに手放したい」「信頼できる会社に任せたい」という方は、まずは無料査定からお試しください。

ReTrueの無料査定を試す
記事一覧